佐賀県の伝統工芸である有田焼の茶碗(湯のみ・ご飯茶碗)をご紹介しています。
華麗な絵付けの有田焼茶碗、優雅な染付の有田焼茶碗など、有田焼らしい湯のみとご飯茶碗をご紹介
≪広告欄
運営:有田美器倶楽部 |
---|
*伊万里焼について
古伊万里(コイマリ)という言葉が有名ですが、有田で制作されていましたが、当時、伊万里港から出荷されたため(古)伊万里と呼ばれるようになりました。現在では、作られている地域で分け、伊万里市で制作されたものを伊万里焼、有田町で制作されたものを有田焼と区別したります。ただ、伊万里市にある窯場で有名な大川内という地域がありますが、ここはもともと有田の代官が管轄しており、明治の行政区画で現在の伊万里市に組み込まれました。
有田焼は磁器の分類に入ります。薄く軽く、いかにもきゃしゃな印象の有田焼ですが、実は陶器よりも堅く丈夫で、磁器は日常使う食器としては最適です。
磁器は陶器より焼成温度がはるかに高く、その分、原料に含まれるガラス状の成分がよりよく溶融し、もとの鉱物に近い堅さになろうとします。このため、光を通すほど薄く作っても、磁器は優れた強度を持つようになり、指で弾くとチンチンと金属音がするほどです。
また、土を成形して焼く陶器に対し、磁器は長石分の多い陶石という石の粉と磁土を混ぜて成形するため、磁肌のきめも細かくなり、なめらかな手触りを楽しめます。
磁器の特徴として、素地が白いということも上げられます。そのため、鮮やかな絵付けがとても映えます。
有田焼の素地は一般的に透き通るような純粋な白が特徴ですが、それには輸出の歴史が背景にあります。上記の有田焼の歴史で述べたように、海外に盛んに輸出が行われたのですが、その際、貿易を行ったオランダ連合東インド会社の厳しい要求にこたえようと陶工が開発に開発を重ねた結果、完成したのが雪のように白い素地なのです。
有田焼の特徴
有田焼の歴史
◆有田焼サイトのご紹介
有田焼の和食器・インテリア・サニタリなど様々な有田焼を販売・・・有田焼の総合商社 インテリア有田